令和に入り最初の認知症サポーター養成講座を9月13日(金)の夕べに堤丘公民館で開催しました。校区では、校区住民全てが認知症サポーターになることを目標としています。今回は、校区内の企業の方、各自治会役員、また多くの認知症に関心のある地域住民の方々が講座に参加されました。(参加者60名)
講座のテーマ「堤丘で考える認知症~心のバリアフリー~」について介護支援専門員の金子慎一郎氏(おとなりさん施設長)よりお話を聞きました。お世話は城南保健所の校区担当保健師の柴田さんと原田さんがされました。
みんなが一緒に気持ちよく暮らしていけるように、わたしたち一人ひとりが、相手の気持ちになって考え、みんなで助け合うことが「心のバリアフリー」です。
1.手や足が不自由な人への手助け
2.目が不自由な人への手助け
3.耳が不自由な人への手助け
4.認知症の人への手助け
認知症ってなに? 認知症を正しく知ることが大切です。一度正常に発達し獲得された知的能力が、何らかの後天的な原因により障がいされ、慢性的に日常生活や社会生活に支障をきたす程、低下・喪失した状態と定義されています。
この講座を通して、認知症の方との接し方について以下のことを学びました。
◇驚かせない
急がせない
自尊心(プライド)を傷つけない
◇まずは見守る
余裕をもって関わる
声をかける時は一人で
後ろから声をかけない
目線を併せてやさしい口調で
おだやかにはっきりした滑舌
相手の言葉に耳を傾ける
会場のみなさん 司会の柴田保健師
石橋自治協会長挨拶 講師の金子さん
講師のおはなし 認知症の症状
物忘れと認知症の違い 障がいの状態
認知症の人の世界 認知症の人と共に
みんなでロールプレイ
障がいの有無にかかわらず困っている人がいれば、一歩踏み出す勇気をもって
「何かお手伝いできることはありますか」のお声かけから始めましょう。
今後も校区では、認知症サポーター養成講座を継続して行います。皆様の参加をお待ちしています。
堤丘校区自治協議会y